マシンの概要：
開発コード名： ｍａｒｕＣｃ４５
（愛称：ｍａｒｕＣ ＳＭＯＫＥ ｓｔａｔｉｏｎ）
設計者： 村上 和希（共同製作者：田中 美喜）
稼働日： １９９８年７月３１日（金）
方式設計： ３段パイプラインＲＩＳＣ
命令形式：２アドレス方式１６ビット命令が３０個
セールスポイント：
完全なインターロック機構搭載
内部割り込み搭載（オーバーフローに対応）
ＨＡＬＴ、ＯＶＥＲＦＬＯＷ、ＲＥＳＥＴ時にＬＥＤ点灯可能な配線 ２の補数を使った正負の数の加減乗除、ビット単位の論理演算が可能 （その他にも配線の美しさ、スイッチの”芸術的”配置等の特徴あり）
マシンの構成：
レジスタ数： ８ビット汎用レジスタ６個
算術論理演算回路： ８ビットＡＬＵ１個, ８ビットバレルシフタ１個
内部バス： ８ビット３系統
外部バス： １６ビット命令バス, ８ビットデータバスの２系統（ハーバードアーキテクチャ）
主記憶： ２５６×２バイト（命令メモリ）＋２５６バイト（データメモリ）
ＣＰＵ動作可能最高周波数： ４０ＭＨｚ（推定）
ＦＰＧＡ： Ｘｉｌｉｎｘ４０１０ＰＧ１９１（４００中３４６ＣＬＢを使用）
周辺ＴＴＬ数： ２５個（７４シリーズ）
入出力：トグルスイッチ１８個, ＬＥＤ１２個
アプリケーション： ユークリッドの互除法（負の数、零にも対応）
設計製作工数：
システム分析／設計： ３週
ＣＡＤ： ７週
ボードの設計／製作： ２週
デバッグ： ３週
コメント：
できなかったこともあるけど、ユークリッド互助法が思い通りに動いたので良かった。
Verilog HDLとFPGAを使った情報工学実験City-1の1998年度
マイクロコンピュータ設計教育環境City-1
