マシンの概要：

開発コード名： ｍａｒｕＣｃ４９（愛称：Ｉｓａｎａ.ｍｘ１）
設計者： 山口 勇樹（共同製作者：向 秀明）
稼働日： １９９８年７月１０日（金）
方式設計： ３段パイプラインＲＩＳＣ
命令形式：２アドレス方式１６ビット命令が２０個
セールスポイント：

完全なインターロック機構搭載
外部割り込み機能搭載（コンソールから手動）
内部割り込み機能搭載（オーバーフローに対応）
２の補数表示による負数表現
完全単相
マシンの構成：

レジスタ数： ８ビット汎用レジスタ４個、特殊レジスタ１個
算術論理演算回路： ８ビットＡＬＵ１個
内部バス： ８ビット３系統
外部バス： １６ビット命令バス, ８ビットデータバスの２系統（ハーバードアーキテクチャ）
主記憶： ２５６×２バイト（命令メモリ）＋２５６バイト（データメモリ）
ＣＰＵ動作可能最高周波数： ４４ＭＨｚ（推定）
ＦＰＧＡ： Ｘｉｌｉｎｘ４０１０ＰＧ１９１（４００中２６５ＣＬＢを使用）
周辺ＴＴＬ数： ２８個（７４シリーズ）
入出力：スイッチ２２個, ＬＥＤ１３個
アプリケーション： ユークリッドの互除法、点滅ＬＥＤ
設計製作工数：

システム分析／設計： ２週（実労５日）
ＣＡＤ： ５週（実労２０日）
ボードの設計／製作： ２週（実労６人日）
デバッグ： ４週（実労１４日）
コメント：

どんなことよりも、外部割り込み機能搭載のコンピュータを、完成させたことが嬉しかった。


生まれて始めて作ったコンピュータ(英語版)


Verilog HDLとFPGAを使った情報工学実験City-1の1998年度


マイクロコンピュータ設計教育環境City-1